活動記録(ブログ)

日米合同軍事演習に反対!

2024.11.1(金)

皆さまは、2024年10月23日~11月1日までの8日間、小松市にて「日米合同軍事演習」が行われていたのをご存じでしょうか?

原告団はこれに断固反対すべく、10月15日には小松市・小松基地に対して事前の申し入れをしました。 また、同月28日には、小松基地ゲート前にて、石川県平和運動センターの皆さまとともに日米合同軍事演習に対する抗議集会を行いました。当日は雨の降る中でしたが、平和への思いを込めた力強い主張となりました。

秋期騒音測定 実施

2024.10.25(金)

10/21~5/25の4日間(23日は雨天のため中止)に渡り騒音調査を実施しました。猛暑が続いた今年も、最近になってようやく秋の気配が近づいてきました。測定期間中は、5月の調査と比べて天候に恵まれ、予定通りに測定を終えることができました。

さて、今回の測定では、これまで通りの丸の内町・小松市民センターの2か所、そしてさらに、佐美町を新たに加えた3か所での測定を実施しました。 実は、3か所での測定は今年から計画はしていたものの、春に実施した騒音測定では、機械の不調により佐美町の測定を断念するという結果に…。しかし、今回は佐美町での調査も無事終えることができ、職員もホッと胸をなでおろしました。今後も継続して3か所の測定を行っていきたいと思います。

なお、今回の調査では、100dBを超える騒音が丸の内町で32回、小松市民センターで6回測定されました(佐美町は0回)。

第二回口頭弁論

2024.9.17(月)

金沢地方裁判所にて第二回口頭弁論が行われ、原告やマスコミ含む約20名の方が傍聴参加されました。

今回は、事前に提出された第1準備書面によるやり取りが主であり、裁判自体はかなり短時間で終了しました。そのため、傍聴参加した原告としては内容がわかりにくかったかもしれません。

閉廷後は、弁護士会館にて報告集会が開かれました。先の裁判ではどんなことが主張されていたのか?事前に裁判所へ提出されていた準備書面の内容を踏まえて弁護団より説明されました。

★ひとくちメモ★
準備書面・・・準備書面とは、民事裁判において口頭弁論で主張することを記載した文書のことです。
この書面は口頭弁論の前に裁判所に提出します。法廷では一言「陳述します」と述べると、この準備書面の内容を全て主張した、という扱いになります。今回は“第1”準備書面となっていますが、今後、第2第3…と増えていきます。

追加提訴(原告数確定!)

2024.7.31(水)

本日、金沢地方裁判所にて第7次小松基地爆音訴訟の追加提訴を行いました。

今回の追加提訴にて新たに77名の原告が加わり、第7次の原告団は総勢1587名となります。(※今後の追加提訴および原告募集はありません)
皆さん一人一人の力を合わせて、全員でこの裁判を闘っていきましょう!

第2回原告団総会

2024.6.29(土)

小松市民センターにて、第2回原告団総会を開催しました。
当日は、約90名の方にご参加いただき、総会が成立となりました。
議案書に基づき、前回の設立総会以降(2023年度分)の活動報告や、会計報告につづき、次年度の予算案等についてご提案いたしました。すべての議案について、賛成多数にて承認となりました。
質疑応答では、各議案ごとに原告の方からご質問やご意見をいただきました。私たち事務局や弁護団にとって、原告の方の生のお声はとても貴重なものです。今回、様々なご意見をお聞かせくださったことに大変感謝しております。

総会の後は、弁護団事務局長 川本弁護士による特別講演を行いました。裁判の経過報告から始まり、6/6の口頭弁論の様子について川本弁護士自身の感想等も交えながらお話しくださいました。そして、今回の裁判のポイントとして、従来(前回訴訟まで)の民事訴訟に加えて行政訴訟にも取り組むことやその理由について説明されました。最後に、訴訟というのは原告の訴えがあってはじめて生まれるものであり、“原告の声を正しく国に訴えていくこと”を何より大切にしたいと今後の展望を語ってくださいました。

総会にご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。
ご欠席の原告世帯へ向けて、本総会の議事録を随時送付予定です。お手元に届きましたらぜひご確認ください。

第一回口頭弁論

2024.6.6(木)

2024年6月6日 第一回口頭弁論が金沢地方裁判所にて開催されました。
当日、原告団長の今村さんの意見陳述では、自身の経験をもとに、戦闘機騒音がもたらす得体の知れない恐怖やストレス、そして平和への思いについて述べられました。
弁護団の意見陳述では、小松基地爆音訴訟の歴史(約50年前の第1次訴訟は、なんとたった12人の原告団で闘っていました!)から始まり、戦闘機騒音の音の特徴、実際に被害に遭われている原告の生の声、騒音による健康被害、損害賠償請求についてなど、様々な視点から主張が繰り広げられました。

今回は約2時間近くの長丁場となりましたが、お忙しい中お集まりくださった原告の方々、支援団体の皆さまへ心より感謝申し上げます。

★おまけ★
裁判所へ向かう途中、その場を通りかかった地元の方に「この団体は何をしているの?」と尋ねられました。小松基地戦闘機騒音に対する訴訟をしていることを伝えると、「ああ、そうなんやね。分かるわ。とってもうるさいもんね。」と原告でない方からも共感の声をいただき、この活動の意義を改めて感じました。

春季騒音調査実施

2024.5.24(金)

5/20~5/24の5日間に渡り騒音調査を実施しました。調査期間中の天候は、曇りや晴れの日が多く、夏の気配を感じる暑さが続いていました。
今回の調査では、100dBを超える騒音が約30回測定されました。

↓市民センターでの調査の様子


★ひとくちメモ★
dB(デシベル)・・・騒音レベルを表す音の単位。数値が高いほど音が大きい(うるさい)ことを意味します。
80dBでは大声であれば会話が可能、90dBを超えると非常にうるさい環境であり、会話はかなり難しいレベルになります。

第7次訴訟 提訴

2023.12.26(火)

本日、金沢地方裁判所にて第7次小松基地爆音訴訟を提起いたしました。 当日は寒い中にも関わらず、多くの原告の方にご参加いただき誠にありがとうございました。

第7次訴訟はようやく闘いの第一歩を踏み出しました。私たちは、より一層、原告の皆さまの声に耳を傾け、原告団・弁護団と共に一丸となって、この訴訟を闘い抜くことを誓います。

原告団設立総会の開催

2023.12.2(土)

第7次小松基地爆音訴訟を立ち上げるため、原告募集を開始してから約8カ月。1510名の原告が集まり、2023年12月2日開催の「原告団設立総会」にて、原告団が結成されました。
当日、会場にお越しくださった皆さま、また、残念ながらご都合がつかなかった方からの委任状を併せ総会は無事成立となりました。会場では、原告の方と直接お話をさせていただくこともあり、事務局一同、大変うれしく感じました。

また、総会にてご説明いたしました議案については、賛成多数により全て承認となりました。 改めて、厚く御礼申し上げます。